始めて良かったボーカルレッスン

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    ボーカルレッスンに通い始め、1年2ヶ月が経つ。

     

    予習復習はほとんどしないが、一度も休まず真面目に通っている。

     

    飽き性の私にしては珍しいことだと妻が笑う。

     

    高校を卒業するまで音楽が大嫌いで、真面目に授業を受けなかったせいで、音符も読めない。

     

    大学生になり、フルトベングラー演奏のモーツアルト交響曲40番に衝撃を受け、以来、クラシックファンになったが、あくまでも聴くだけである。

     

    ピアノ生カラオケバーで、歌が下手な自分に気付かされ、何とかものにしてやろうと始めたボーカルレッスンであった。

     

    基本から教えてくれるレッスンは、私の知らないことばかり。

     

    然し、知らない世界は新鮮味があり、それが楽しくて次第にはまっていった。

     

    そのうち、自然に今まで毛嫌いしていた曲の音符が欲しくなった。

     

    音の高低、強弱、間の取り方は音符がないとわからないからである。

     

    オタマジャクシの記号の意味がわからなかったが、音符を見ながら歌うに連れ、自然に意味がわかるようになった。

     

    記号で記述されている限り、論理の世界なので理解は出来るからだ。

     

    このようなプロセスを経て、感情表現は出来ないにしても歌を正確に歌えるようになった。

     

    これで課題曲であったMoon riverは修了したと思った時、講師がスイングの練習をしましょうと言って、軽快なリズムにチャレンジすることになった。

     

    リズムが異なるだけで、歌い方が全く異なる。

     

    私に取っては別の曲にチャレンジしているような気分である。

     

    講師が、今までは3拍子で、今やっているのが4拍子と教えてくれた。

     

    3拍子から4拍子に変わるだけで、こんなに歌い方が違うのかと思い知り、改めて音楽の深さを知った。

     

    2月でやっと、Moon riverを修了したが、まだ杓子定規な歌い方しか出来ない。

     

    それでも、レッスン当初に比べ、明らかに音域が広がり、声量がアップした。

     

    この歳になっても、進歩出来ることを実感し、これからもまだまだ新しいことにチャレンジして行きたい。

     

    人間の奥行きは広くて深く、歳に関係なく多くの可能性を秘めていると感じたからである。


    コメント
    当地の場合、歌のレッスンと言えば専らカラオケ屋で自習(?)のようですが、ジャズの街はお月謝が掛かるんですね。
    レッスンを受ける身であればウィスキー片手という訳にもいかないでしょうから。
    呑兵衛あなさん
    ネオン街でカラオケを歌おうとすると、随分投資が必要ですが、純粋なボーカルレッスンであれば、そんなに投資はかかりません。
    もっとも、ネオン街では他の面での投資も必要になりますからね。
    頂いたコメントを見て気がつきました。
    裕次郎のようにグラス片手に歌えるようになったらカッコイイでしょうね。
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