バレンタインプレゼント

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    昨日はバレンタインデー。

     

    いつもは庭から入ってくるお隣さんが、珍しくインターフォンを鳴らし、孫娘が「持って来た」と言う。

     

    「な〜に?」と言って、ドアを開けると、恥ずかしそうに紙袋を差し出す。

     

    義娘と3歳の孫娘の合作の手作りバレンタインプレゼントである。

     

     

    昨日から二日がかりで作ってくれたそうだ。

     

    私も人の子。

     

    正直言って嬉しい。

     

    後から孫娘が手伝っている様子がラインで送られて来た。

     

     

    その姿が何ともかわいく愛おしい。

     

    部下が多かったせいか、ほとんどが義理チョコで、贈られて嬉しいバレンタインプレゼントは少ない。

     

    妻と義娘からのプレゼントくらいで、今年から孫娘が加わった。

     

    今までのバレンタインプレゼントでもっとも思い出深いのは、付き合い初めに妻から送られたプレゼント。

     

    20個くらいのキスチョコを色とりどりの銀紙で包み、紙のレースでくるんだキスチョコのブーケを送ってくれた。

     

    まだ学生の私は遠く離れた地でのわびしい下宿住まい。

     

    殺風景な部屋に飾ると、ぱっと華やかになった。

     

    高校時代まで学校でも家でも厳しく育てられ、家を離れての下宿生活で、凧の糸が切れた状態の私は、今までの反動で遊び呆けていたが、妻のキスチョコの花束は私の心に響いた。

     

    私がキスチョコを好きになったのは、その思い出があるからかも知れない。

     

    今はやんちゃな孫娘も大人になって、同じようなことをするのだろうか。


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