最近の中国家電製品はお買い得

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    最近、過去の経験から、絶対手を出さなかった中国製品をファーウェイ、ハイアールと続けて買った。

     

    かなり前になるが、ソフトウェア開発を中国に発注することが盛んに行われた。

     

    人件費の安い優秀な中国人を使うことをうたい文句に、メーカー系は猫も杓子も中国に現地法人を作った。

     

    私が勤務していたメーカーも北京や上海に現地法人を設立した。

     

    ソフトウェア開発に従事していた私は強制的に中国の現地法人を使うことを余儀なくされた。

     

     

    発注する開発テーマを決め、最初の3年間オンショア開発、その後、オフショア開発に切り替えるというストーリーの基である。

    私の部署に配属された数人の中国人技術者は、さすがに選ばれた技術者だけあって、全員頭が良く優秀で、かつ真面目であった。

     

    ところが、質に関しては無頓着であった。

     

    決して彼らが無責任だったわけではない。

     

    私は大陸気質と悠久4000年の歴史に比べ、ソフトウェアのバグは取るに足らないものという風土があるのだろうと解釈した。

     

    更にソフトウェア開発の基本を知らず、一からソフトウェアエンジニアリングについて教える必要があった。

     

    ソフトウェア開発に当たり、これらの負の要因は一朝一夕で改められるるものではない。

     

    案の定、オフショア開発に切り変えた以降、バグだらけの納入物件を受けざるを得ない羽目に陥った。

     

    それでも会社の方は、強制的に外注比率:○○%以上、中国現地法人を使うことを義務づけた。

     

    日本企業らしい一律○○%という馬鹿なやり方である。

     

    そのうち、品質問題が続出した。

     

    納入物件がバグだらけで全く使い物にならず、遂には日本で作り直しをするという悲惨な事業部も出て来た。

     

    人件費は安くても、現地中国要員を管理するため、マネージャークラスを出張させ、挙げ句の果ては品質の悪い納入物件を受け取り、結果的には却って高い開発費になっていた。

     

    私は横目でみながら、まだまだ中国の技術は熟成しておらず、まともになるには相当の年月がかかると思い、プロトタイプ系ソフトウェアの発注に留めていたので自部門での被害を最小限に食い止めることができた。

     

    そういった苦い経験に加え、中国で買って来た一般商品に多くの不良品があり、痛い目に遭った。

     

    中国に秀水街という怪しい店が立ち並んでいる場所がある。

     

    そういう所でないまともと思われる店で買った絹のパジャマが一回洗っただけでボタンが全部取れたことがある。

     

    日本でも有名な滋養強壮に良く効く有名な漢方薬?に実は水銀が入っていることが発覚したこともある。

     

    現地の人に教えてもらったパール入りの肌が美しくなる化粧品にも、実は水銀が入っていたこともあった。

     

    買って良かったのは、硯と白檀の扇子くらいである。

     

    このような過去の痛い経験から、一切中国製品を避けて来たが、今回購入した2製品でイメージが随分変わった。

     

    ファーウェイは評判通り、価格の割に高スペックで使いやすい。

     

    品質面も安定しており、前のシャープの製品より安定していると感じる。

     

    特にBluetoothとの相性が随分良くなり、車で音楽を聴を時、必ずと言って良いほど再設定が必要であったが、そのイライラ感がなくなった。

    ハイアールの冷凍庫は、品質・性能面とも全く問題無い。

     

    むしろ、シンプルな構造で使いやすさを考慮して作られている気がする。

     

    日本の家電メーカーは付加価値を出そうと余りに機能盛りだくさん。

     

    却って使いずらいし、使って何の効果があるのだろうかと思われる無駄な機能がてんこ盛り。

     

    悪い意味でオーバースペックになっている。

     

    その上、価格が高いとなると、ハイアールの方が売れるようになるのではないだろうか。

     

    もっとも本当の品質がわかるのは、もっと使ってみないとわからないので、早急な判断は控えたいと思うが、中国製品を見直したのは確かである。

     

    後はメインテナンス体制がどこまでしっかりしているか、しっかりフォローしたい。


    コメント
    私は、中国を応援する派ではないのですが、日本人の東南アジア圏を上から目線は嫌いです。
    日本人だってついこの間迄は同じ程度であったと思います。
    中国に比べれば良い製品の比率が多かったということではないでしょうか。
    悪い比率の高かった中国製品も、だんだん良い比率に傾いてきたのだと見ています。
    いつまでも過去の自惚れにしがみついているから、シャープをはじめとして見下ろしていた台湾に取られてしまうのでは。
    アップルなどが中国に発注するのは人件費が安かったことが要因かも知れませんが、中国の視点で考えれば安い受注額ででも請け負って勉強することができたのです。利口なやり方だと思います。
    日本は既に自尊心が高いだけの役立たず状態になってしまいました
    呑兵衛あなさん
    仰る通りですね。
    中国の進歩の早さに驚いています。
    私が勤務していた会社もそうなのですが、結局馬鹿なのです。
    現地法人作って、お金をつぎ込んで要員を育成してやっているだけでしたからね。
    肝心の日本ではコア技術も骨抜きになるし、経営も企業体質強化と称して内部留保に走り、新規投資をやらなくなったお陰で、今のていたらくがあります。
    2番じゃダメなのですかという馬鹿な政治家もいますしね。
    家電系は既に総なめだと思います。
    携帯の5Gはあっという間に先を越されてしまいました。
    最近の日本は後進国という表現をよく耳にしますが、私もそう思っています。
    北海道はカジノは大した問題ではなく、土地や多くのつぶれかけたホテル、マンション等、中国企業が買い占めているそうです。
    気がついたら、どこに行っても中国企業にお金を払うということに現実味を帯びて来たような気がします。
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