ボーカルレッスンによる若返り効果

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    ボーカルレッスンに通い始めて、早八ヶ月経つ。

     

    友人が私のレッスンの効果を試そうというので、流川に繰り出した。

     

    習い始めたきっかけがあるピアノ生ピアノカラオケバーで、帰りにくれた自分が歌った歌を録音したCDを聞き、その下手さに愕然としたことである。

     

    そのピアノ生カラオケバーで成果を見ようということである。

     

    友人と夕食を済ませた後、ピアノバーに行く前に、一軒カラオケバーに行こうと誘われる。


    ピアノバーは腕に自信のある客が集まるバーなので、行く前にいつもカラオケバーで練習して行っているようだ。

     

    カラオケ好きの彼らしい行動だと思って、付き合うことにした。

     

    早い時間から行ったので、客は誰もいなく、貸し切り状態であった。

     

    ボーカルレッスンの成果を見せると言った手前、とりあえず歌って、採点結果を見る。

     

    歌が下手な私は、カラオケは苦手であるが、友人の手前、密かにカラオケハウスに事前練習に行っていた。

     

    その時の採点結果が、70点。

     

    然し、カラオケバーでの得点は、84点であった。

     

    カラオケの採点結果が必ずしも歌のうまさを反映しているとは限らないが、70→84は少しはレッスンの効果が出たと考えても良いのだろうと思った。

     

    そこで音大出のママが色々とアドバイスをくれる。

     

    歌が一本調子なので、抑揚をつけると良い。

     

    抑揚をつけるということは歌の意味を咀嚼し、愛の歌であれば、自分が若かった時の同じような経験を思い出し、その情景を頭に浮かべながら、その時の甘い気持ちを表現するように歌うと良い。

     

    歌というものは、上手く歌おうとするのではなく、下手でも良いから、思いを表現すると、きっと楽しいはず。

     

    歌を歌って、人生を楽しめばいいじゃない。

     

    なるほど!

     

    同じ愛の歌を歌うのでも、上手に歌おうとするのではなく、若い頃は、こんな時代があったなとその時の甘酸っぱい気持ちに浸って歌うことで、若かりし頃によみがえり、気持ちが若返る。

     

    これこそ、まさに年を取らない一つの手段であり、人生を楽しむ手段である。

     

    さすがにそこまで考えていなかったが、カラオケバーのママの言葉は私の心にずしっと響いた。

     

    結局、実技指導までしてくれ、かなり良くなったとお褒めの言葉を頂き、ピアノカラオケバーに行き、歌ったところ、そこのママが、very goodとお世辞を言ってくれた。

     

    友人がもう一軒カラオケを歌いに行こうと言うので、3軒目で、試しに同じ歌を歌ったところ、採点結果は96点であった。

     

    この時は確かに気持ちよく歌えた。

     

    2軒目のカラオケバーのママのアドバイスが効いたのだろう。

     

    私は採点結果が何点かはどうでもよく、結果が上がって行く過程をみて、忘れかけていた人生の一つの楽しみ方を見いだせたことが、大きな収穫であった。

     

    CDに録音された自分の歌がきっかけで始めたボーカルレッスンから、カラオケバーに行くことになり、その結果、思いも寄らなかったこれからの人生の一つの楽しみ方を見つけることができたのである。

     

    何歳になっても、果敢にチャレンジするというと大げさであるが、まずはやってみるという姿勢は、いつまでも必要だと改めて感じた。


    コメント
    カラオケ・チャレンジに拍手!

    私のカラオケ通いは10年前から、歌える曲は30年前から止まったままです(笑)
    高音が出せればレパートリーも増えたでしょうが、近年の男性歌手の音域ではお手上げです。

    また参ります。
    甘んさん
    コメントありがとうございます。
    私も同じ。
    歌える歌は30年前から変わっていません。
    確かに最近の歌手の音域は高すぎますね。
    私はその前に、リズムの早さについていけずいつも字余りになってしまいます。
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