一般常識に欠けるママさん達
駐車場に車を駐め、公園内に入ると、子供達が野球をやっていた。
打ったボールを追いかける子供が私に向かって突進して来たので、思わず「危ない」と叫んだ。
そして、「危ないからここで野球をしたらいけないよ。」と言った。
子供達が怪訝そうな顔をしていたので、側にいたヤングママさん達に「貴女たちのお子さんですか?」と訊いたところ、「そうだ」と答える。
子供に言っても仕方ないと思い、ママさん達に公園で野球をしていたら、周りの人が危ないので止めさせて下さい。」と言った。
然し、ママさん達から意外な返事が返って来た。
「公園は、みんなのものなので、自由に使って何が悪いの? 何をしようと勝手でしょ。」
その返事に唖然とした。
公園には、かなり高齢の方、杖をついている方、車椅子の方等々、多くの色々な方が桜を楽しみに観に来ていらっしゃる。
その方達を始め子供連れの方達は危ないので、野球をしている場所を避けて歩いている。
色々な方達が同じように楽しめるのが、みんなの公園の趣旨ではないか。
意味をはき違えて、我が物顔で独占して公園を使っているだけではないか。
さすがにカチンときて、「公園で野球をするのはいくら何でも非常識過ぎではないか。」と問いかける。
ママさん達は子供達に向かって、「そのまま野球を続けな。」と言ったので、子供達は止めていた野球を再開した。
ママさん達が「ざけんな」と私に言った言葉で、私はそれ以上言うことをやめた。
常識がないこともさることながら、言葉使いも品がない。
このような人にいくら言っても理解してもらえないし、また何をやるかわからない人種だと思ったからである。
ここは冷静に第三者に注意してもらった方が良いと考え、その場を離れ、公園の管轄部門を探し電話した。
「多くの人がいる公園の中で野球をしているので周りの人が危ないと思い、注意したが聞いてもらえなかった。適切な対処をして頂きたい。」
管轄の方は、「それはいけませんね。直ぐ行きます。」と言ってくれたので、場所を教えた。
私が遠ざかる前に直ぐ管轄の方が来られたので、事の顛末を見届けようと見ていた。
遠くなので声は聞こえないが、しばらく押し問答らしきことが続き、結局、ママさん達は子供達に野球をさせることを諦めてくれた。
ほっとして、それから公園内を一周して桜を楽しみ、駐車場に戻るみちすじ、今度は野球をやっていた子供達が大きな桜の木に登って遊んでいるのを見かけた。
もちろんママさん達も一緒にいた。
非常識な人は、何をやっても非常識なことをする。
このような人達に何を言っても喧嘩になるだけで無駄だと思い、そのまま何も言わず帰った。
ママさん達は非常識な自分に気付かずく、一生を過ごすのだろうか?
年齢は30台だと思われるが、誰が彼女たちを諫めるのだろうか?
そのような親に育てられるあの子供達は悪いことを悪いとも思わず大きくなったら、どんな人間になるのだろうか?
私はこのようなママさん達と直接会ったり、話をしたことがなかったので、驚愕の日であった。
最近の忌まわしい事件が頭の中を駆け巡った。
- 2019.04.03 Wednesday
- 日々の出来事
- 18:02
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- by Left Alone
同じ状況に遭遇したら、貴台同様に注意したことでしょう。
そんな母親連に育てられる子供たちは可哀想そうですね。