老後の趣味候補「ボーカル」にチャレンジ
前回、老後の趣味について書いたが、早速「ボーカル」にチャレンジすることとした。
ミーハーの私は神戸のジャズライブで、ドラムスのかっこよさに惹かれ、県民の森でサックス生演奏のかっこよさに惹かれ、どちらかのレッスンを受けたいと島村楽器に行ったことがある。
然し、右と左を独立に扱う技術の無い私にはドラムスは無理、サックスは前歯が傷むと聞き、この年になって大事な歯が欠けては困るので、これも無理と判明。
どちらも不向きなようで、どうしようかと考えていた矢先のことである。
同業の方と飲みに出かけ、二次会にピアノ生カラオケに誘われた。
歌は下手でも好奇心旺盛な私は、一緒に行くことにした。
その店では、ママが即興で弾くピアノをバックに気持ちよくカラオケを歌った。
驚いたことは、帰りにお土産ですと言って、私が歌った歌を録音したCDをくれたことである。
帰宅して、CDを聞いてがっくり。
下手だとは自覚していたが、その下手さが露骨に出ているだけでなく、声が細くなっていることにショックを受けた。
カラオケのある店は、うるさいだけでなく、知らない客の歌でもお愛想で手を叩かなければならない。
そんな面倒なことをするくらいなら、店の女の子と他愛ない話をした方が楽しい時間が過ごせるので、お付き合い以外は、カラオケのない店に行っている。
お付き合いが少なくなり歌う機会が減ったせいか、声が細くなっているのだろう。
声に張りがなくなるのは年寄りの兆し。
それで思いついたのが、ボーカルレッスンを受けることである。
カラオケ教室に行くと、バイブレーションとか歌い方の技巧しか教えない。
技巧に走ったカラオケ独特の歌い方は私の好みに合わない。
その点、ボーカルレッスンは、発声法の基礎から教えてくれる。
お腹から出す発声法を学ぶことで、声帯が細くなることを防げるだろうし、呼吸法もマスターできるだろう。
島村楽器に行き、ボーカルの無料体験レッスンを受け、自分に取って有益と判断したので、来年1月から、ボーカルレッスンを受けることにした。
「少年老い易く学成り難し」なんて悠長なことを言っておられない。
私には残りの時間が少なく、明日という一日が大事なのである。
決めたら、即実行、ダメだったら、即辞める。
この精神で色々チャレンジして行かないと、何も出来ないまま終わりそうで、耐えられそうにない。
- 2018.11.29 Thursday
- 人生終焉プログラム
- 11:32
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- by Left Alone
当地ではありません。
私も妻からボケ防止にカラオケボックス行きを奨められているのですが、なかなか気が進みません。
でも、間質性肺炎の患者としては呼吸方を整るという意味とディサービス代わりに良いかもと思っています。
喉を鍛えれば誤嚥防止にもなります。